NSTlogo

自分で治すぎっくり腰

ぎっくり腰発症直後

拳(こぶし)による強擦。
強擦とは「強く、さする」こと。

ぎっくり腰で組織の損傷が起きると

ヒスタミン
プロスタグランジン
ブラジキニンなどの
痛み物質が産生される

強擦する事で痛み物質が拡散されて痛みの軽減を図る事ができる。

結果として、
ぎっくり腰の解消が早まる。

*但し有効性はぎっくり腰発症直後のみ。

応急処置

腰痛保護ベルトを
上前腸骨稜に巻いて通常通りに活動する。

腰痛保護ベルトの準備

準備と仮止め


腰痛保護ベルトの装着

引き伸ばして
装着

ぎっくり腰は痛みだけでなく

・腰の力がなくなる
・生理的湾曲が保てなくなる
・骨盤が後傾する
・腰仙角が崩れる

結果として
正常な体重分散ができず、腰が重くなるがベルトの張力で骨盤後傾を抑えると、辛いながらに通常活動が可能になる。

辛いながらの活動によって

痛み部分のストレッチと
血行回復が自然に促進されて

安静にした場合よりも早期に回復する。

自己施術

1.脊柱起立筋の刺激。
2.腸腰靭帯のストレッチ。
(快癒器などの器具を使う)

器具で刺激する部位

1.起立筋の起始停止
2.中臀筋
3.仙骨稜及び仙骨
4.腸骨稜

1.
起立筋を刺激する場合

胸腰移行部の棘突起と起立筋の間に球を入れて、起立筋を平仮名の「く」の字をイメージして外側に押す。
胸腰部押圧法 参照

2.
腸腰靭帯をストレッチする場合

腸骨稜と第四腰椎横突起の間に球を入れて、腸骨を坐骨方向に押し下げるイメージ。

*但し、快癒器の使用は全て自己責任で。