慢性痛は悪化すると感覚が麻痺して痛みを感じられなくなってしまう。
慢性痛は悪化すると感覚が麻痺し、患部をピンポイントで押されても手の平で押されたような圧迫感だけで「点」での感覚がなくなり、深部は全く痛みを感じられなくなってしまう。
例えば
左腰痛に悩んでいる場合、左腰をツボ押し棒で強く押しても痛みが殆どないか寧ろ快い痛みを感じる程度だが、正常な右腰を同じように強く押すと耐え難い激痛が漏れなく味わえる。
肩こりも同様に左右どちらかが重症化している場合、重症側の感覚が麻痺している。
つまり慢性痛とは
不慣れな正座をした時にふくらはぎが痺れて感覚がなくなってしまった時と全く同じ状態なのである。
先の尖った木の棒で強く押されて痛いと感じるのは神経が正常に機能しているからだが、同じ事をしても痛みを感じられない程の異常事態が発生している事について誰も言わないし、どこにも説明・解説がないのは何故なのか。
  | 施術の感覚 | 治療院整体 | 筋トレ運動 |
---|---|---|---|
レベル5 | 麻痺 | 治らない | 禁止 |
レベル4 | 激痛 | ジプシー | 禁止 |
レベル3 | 痛い | 数回で治る | 開始 |
レベル2 | 快痛 | 慰安 | 続行 |
レベル1 | 快適 | 不要 | 終了 |
尖った木の棒で強く押されても痛みを感じられなくなった状態の慢性痛をレベル5(慢性痛悪化の最終段階)とすると、以下レベル4は神経がまだ麻痺してしまう前段階だから最も敏感に反応するため激痛を伴う。
レベル3は激痛ではなく普通に棒で押された時の当然の痛さで神経が正常に機能している状態だが、日常的に鈍痛などの慢性症状を抱えていて「腰痛持ち」などと言ったりする所謂慢性痛が治らず長期化している段階。
レベル2と1は慢性症状のない人が施術を受けた場合に感じる感覚ではなくレベル5,4,3の段階から順を追って回復して来て至る快適な状態。